今月の篆刻

  • 敬天愛人 ( けいてんあいじん )

    敬天愛人

    敬天愛人は明治維新の立役者、西郷隆盛の言葉であります。 天を敬い人を愛するという、そのままの意味であります。 なかなか出来ない事ですが、自分も見習いたいと思っております。 西郷さんへの敬意を込めて篆刻してみました。

  • 疫病退散 ( えきびょうたいさん )

    疫病退散

    疫病退散、疫病退散、疫病退散ですね。 こんにちは!はんこ屋の日之出です。皆様お元気ですか。 今の自分の気持ちはこの言葉に尽きます。自分の奥さんも 日本古来のアマビエという疫病退散の妖怪の絵を描いて その思いを現しております。一日も早く疫病退散する 穏やかな日常が戻る事を願っております。 皆様もお体ご自愛下さいませ。では又

  • 天之御中主神 ( あめのみなかぬしのかみ )

    天之御中主神

    天之御中主神は古事記において最初に出てくる神様であり、造化三神の 最初の1柱であります。この神様以降色々な神様が出て参ります。 八百万の神々ですね。日本では神仏習合の時代が長く、神仏を尊く大切に して参りました。

  • 和顔愛語(朱文) ( わげんあいご(わがんあいご) )

    和顔愛語(朱文)

    和顔愛語とは仏教の大無量寿経にある言葉です。 対人関係において優しい笑顔と思いやりのある言葉を発する事の 意味であります。そのようにして相手に接すると相手もニコニコ して反応も柔らかくなり、和やかな心持ちになり、和やかな連鎖 になり周りの人々が和やかになっていきます。仏教の布施行にあ たります。自分もなかなかできないですが、心がけていきたいと 思っております。

  • 和顔 ( わげん(わがん) )

    和顔

    和顔愛語(わげんあいご)の和顔を篆刻してみました。 来月は和顔愛語を朱文で彫ってみます。その時に出典、意味を紹介させて 頂きます。和顔だけの意味は和やかな顔ですね。いつも和やかな優しい顔 でいたいですね。

  • 夏炉冬扇 ( かろとうせん )

    夏炉冬扇

    禅の言葉で、夏の炉と冬の扇子は、その時は必要が無いものでありますが 役に立つ時は必ずくるので、じっとその時を待ち力を蓄えておく事の大切さ を教えてくれています。

  • 仁良 ( じんりょう )

    仁良

    心は慈しみ深くて素直であるという意味です。 仁良であればものの是非、利害の道理はたやすく理解できる。 という事です。出典は管子の宙合よりです。 自分もこういう心持ちでいたいと思いました。

  • 庚子 ( かのえね )

    庚子

    12月に入り寒くなってきましたね。 来年の干支は庚子年です。庚子の印を作ってみました。 読み方は(かのえね)です。 来年はネズミのように忙しく働けると良いと思っています。 少し早いと思いますが良いお年をお迎えください。

  • 上善若水 ( じょうぜんじゃくすい )

    上善若水

    上善は水の如しといい、人の生き方は[水」のように自由自在に形を 変えて丸い器には丸く四角い器には四角くなり、 自由自在に形、姿 を変える生き方が最高の生き方であるという老子の言葉であります。 自分自身に当てはめると日々の生活で参考になる事もあるのかなと 思ったりしています。

  • 諸行無常 ( しょぎょうむじょう )

    諸行無常

    私たちの生活にある全ての事象は常に変化してとどまること無く 変わらないものは無いという意味で、仏教の言葉です。 人は年をとり、環境、社会、世界は一瞬一瞬変わっています。 人生の苦しい時も、嬉しい時も、楽しい時も一瞬一瞬変わっていきます。 だから一瞬一瞬を大切に生きていく事が大事なのかもしれませんね。 そんな気持ちで彫ってみました。

  • 雲外蒼天 ( うんがいそうてん )

    雲外蒼天

    悩みの無い人生は無い。生きていれば色々な問題もあり 苦しい事もありますよね。それでもそれを克服し前に進めば 青空が望めるという意味で雲とは色々な悩み、問題を指す。 また晴れない空は無いと思います。 自分自身の人生を鑑みても、大変共感できる言葉であります。 人生を応援してくれる言葉です。

  • 会者定離 ( えしゃじょうり )

    会者定離

    会う人々は必ず離れていく定めである言葉であり、人生で会う人々との出会いを 大切にしていくことが大切である事を教えてくれています。 そう思うと家族、友人をもっと大切にしていきます。

  • 六根清浄 ( ろっこんしょうじょう )

    六根清浄

    人には眼、耳、鼻、舌、身、意、の六根があり、この六根を通して人は外の世界を認識して生きているそうです。この六根を清らかにして生きていく事が幸せな調和のとれた生き方ということです。 自らも意識していきたいと思います。